最新更新日:2019/11/13
本日:count up2
昨日:13
総数:174967
新城市教育委員会共育12 11月の共育あいことばは「時を守り 早ね早おき 朝ごはん」です。

これを好む者は これを楽しむ者にしかず  【教育方針】(その3)

教育長だより No3                              2019.4.8
年度当初に当たり、本年の新城市「教育方針」についての説明を連載します。

    共育で 人をつなぎ 社会をひらく (その3)
 4日に中学校、5日に小学校の入学式・始業式が行われ、いよいよ平成の最後の1ヶ月、そして、令和元年のスタートです。両日とも晴れ渡った春の陽射しのなかで、桜花も花盛んな佳き日で、市内19小中学校の新しい年度の活動が始まりました。特に、小学校に入学する親子さんの表情には、まぶしいくらいに希望に胸ふくらませる輝きがありました。どうかこの子たちの学校生活がずっと楽しいものでありますようにと、心の中で祈らざるにはいられませんでした。

3 新学習指導要領への対応
「新しい時代」の学校教育の目標は、新学習指導要領において、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」と示されています。この目標を、学校と社会が共有し、連携・協働しながら、「社会に開かれた教育課程」で実現していくのです。

⑴ 子供主体の「楽しい学校生活」づくり
何はともあれ、めざすは、子供が主体の「楽しい学校生活」づくりです。その礎は、集団での外遊びにあると考えます。鬼ごっこ、陣取り合戦など、一定のルールに従い、汗をかきながら砂にまみれながら遊ぶなかから、教師と子供、子供どうしの信頼関係や絆が育まれます。遊びが大切です。

こんな言葉を知っていますか。「これを知る者は、これを好む者にしかず。これを好む者は、これを楽しむ者にしかず。(論語 雍也)」という言葉です。「知ること」は「好むこと」に及びません。また「好むこと」は「楽しむこと」に及びません。すなわち、「知ること」は大切ですが、「好きになること」はもっと大事です。さらに、「好きになる」こと以上に「楽しむこと」が勝るという意味合いです。

子どもの学びにおいて、まずは「知ること」ですが、教師の人間性やさまざまな仕掛けにより「好きにさせること」ができれば学びに拍車がかかります。さらに、教師の専門性を発揮して、学びに拡がりと深まりができれば、子供は学習が「楽しく」なり、「主体的」に取り組むようになります。その際、子供の取組を認める親の言葉掛けも大きく影響するでしょう。ともあれ、子供たちが「楽しい学校生活」を送ることができる環境を整えることは、大人の責任です。

教師だけでなく子供や保護者・地域のみんながいっしょになって、「感動・創造・貢献の喜び」が味わえる魅力ある楽しい活動を構想します。これまでの固定概念や常識にとらわれない、新鮮なインパクトのある活動が、子供の心をゆさぶり、感動を引き起こします。

活動を通して、やりぬく力や共感する力、自尊感情や知的好奇心、コミュニケーション力といった、心や社会性にかかわる非認知能力が育まれます。学習指導要領の「学びに向かう力・人間性の涵養」です。教室の座学だけでなく、地域の人々とともに楽しい思い出に残る体験を重ねることで、学校への帰属意識や、地域への愛着も増していきます。

発想の糸口として、授業内容やスタイル、学校生活のメリハリ、良好な人間関係づくりの仕組み、ダイナミック・ドラマチックな活動、ゲーム感覚やチャレンジ精神で取り組める活動などがあります。アイデアあふれる多様な活動が、年間の学校生活の中に散りばめられていたら、子供たちは、わくわくした期待をもって登校することができます。

新しい革袋に入れる新しい酒は用意できたか 【教育方針】(その2)

教育長だより No2                              2019.4.5
年度当初に当たり、本年の新城市「教育方針」についての説明を連載します。

    共育で 人をつなぎ 社会をひらく (その2)

2 新しい時代の学校教育を求めて
「新しい酒は新しい革袋に盛れ」と言われます。高速通信5Gが実用化され、AIやeラーニング、デジタル教材など、学びの場は、学校という時空を超えて拡がりつつあります。情報にしろ、物流にしろ、これまでの発想を超越した社会がすぐそこまで来ています。生きる術が、従来の「読み書きそろばん」から「読み書きICT]の時代になってきているのです。そんな時代の訪れを間近に控えた私たちの学校の授業風景はどうでしょうか。

平成の時代において、戦後の学校教育の原点であった教育基本法と教育3法が改正され、学校完全週5日制が実施されました。学習指導要領も4度にわたり改訂されました。
平成の教育は、いわゆる「ゆとり教育」で始まり、教科学習内容が大幅削減されました。小学校で「生活科」や「総合的な学習の時間」が導入され、総授業時間数はこれまでの学校教育において最も少ない、小学校6年間で5,367時間、中学校3年間で2,940時間となりました。

それが、平成23年の学習指導要領改訂から、いわゆる「脱ゆとり教育」に方向転換し学習内容が大幅に増えました。小学校から英語教育が導入されプログラミング教育が始まります。教科書も分厚く大判になり、総授業時間数も改訂前と比べ、小学校で418時間、中学校で105時間増えました。

これまでの日本の学校教育の歴史を概観しますと、公教育に力を入れて投資し成果を上げてきました。米百俵の精神・明治の近代化、戦後の復興・高度成長、国内総生産(GDP)世界2位達成しかりです。資源の少ない日本においては、昔も今も人材こそが最大の資源です。公教育が人材を育み、それを国や地域が支え、国民が盛り上げてきました。

学校は、地域の活動拠点であり文化の発信源となってきました。地域住民の心の拠り所であり、心の統合の場所でした。子供をはじめ住民が一堂に会して共に活動することで、世代の交流が行われ、世代をつなぐリレーが成立していました。

しかし、時代の推移のなかで、学校の立ち位置も変わってきました。現在ある地域の「おらが学校」が、本当に地域にとって必要不可欠な「なくてはならない学校」「なくなってはならない学校」であるためには、地域全体で本気で支えていくことが肝要です。

新城市においては、市町村合併後、小学校の統合が進み、共育による新たな地域拠点づくりが進んでいます。学校は、ヨーロッパの「広場」の役割にも匹敵する、集まりやすく機能しやすい場所です。そこで地域住民が集う共育活動が拡がりつつあります。

これは、国の提唱する「学校を核とした地域づくり」という新しい時代の教育の姿でもあります。新城市では、地域自治区をもとに市民自治社会の実現に向けた活動も広がりつつあります。新城教育の原点とも言える新城教育憲章に明示したような共育活動が充実すれば、おのずと地域を愛し地域に貢献する心を持った人材が育まれます。故郷の発展や地域自治にとって大切なのは、この「精神的支柱」をもった人材です。

新しい時代の新しい革袋に盛る新しい酒が用意されているかが肝心です。

共育で 人をつなぎ 社会をひらく          【教育方針】(その1)

教育長だより No1                              2019.4.3
年度当初に当たり、本年の新城市「教育方針」についての説明を連載します、

    共育で 人をつなぎ 社会をひらく (その1)

1 令和元年に平成の世を振り返る 
       
新しい元号「令和(れいわ)」が公表されました。初めて国書である万葉集を典拠としています。令和の世が、子供たちにとって、平和で健やかな環境のなかで、賢く丈夫に成長できるように、大人の一人として努めていきたいものです。

さて、「平成」の世は、元号の意味するところの「内平らかに外成る(史記)」「地平らかに天成る(書経)」とは異なり、内外の人間界も、天地の自然界も、激変、激動、そして激震の時代でした。

「不易流行」「温故知新」という四字熟語があります。「不易」の価値や「温故」を探求する間もなく、ネット社会では「流行」が加速し「知新」を催促しているようです。スマホにAI、ドローンに自動走行車、IoTによるデジタル社会など、経済構造や生活スタイルが大きく変わろうとしています。今日のニュースでは、トヨタがハイブリッドを中心とする中核特許23,740件の特許を無償開放するということです。電気自動車など世界市場の変化のうねりに対応した大英断です。

一方、「天変地異」「自然災害」も、地震・噴火・台風・豪雨・熱波等が毎年のように、想定外の大きさで世界各地を襲っています。日本列島の平成になってからの大地震の分布を見ても、被害を被っていないのは、東南海地方だけです。それだけに、100数十年周期で訪れている南海トラフ巨大地震に対する備えが必要な時です。

そして、日本では超少子高齢・人口減少社会を迎えています。広報「ほのか」の出生紹介欄「こんにちは赤ちゃん」は、新城市の希望の光です。ちなみに、本年の小中学生人口密度は、1平方キロメートルあたり、新城地区23人 鳳来地区2人 作手地区1人です。小学生だけで計算すると、さらに少人数となります。どの地区においても、子供は大変に貴重な存在、「子宝」です。

新城市で育つ子供には、温暖な気候、変化に富んだ自然、人情豊かな人々、多彩な歴史文化等の恵まれた「新城の三宝」があります。この宝に目を向けた、新城ならではの体験を積むことで、人生100年時代を生きぬく力を備えた子供たちが育つものと考えます。

平成が幕を降ろそうとする今こそ、地域の明るい未来を展望すべく、地域住民こぞって、わが地域の子供や教育のことを考え、応援する時です。時代に即した共育が求められる時です。

青年の家便り 3・31

 今日31日(日)は、朝のうちはすっきりしない天気でしたが途中からよく晴れ、絶好の花見日和となしました。市外からみえた方は、花のきれいさや自然の豊かさをほめてくださいました。
 今年は、サクラはまだまだですが、順番に咲き始めていて、長くサクラが楽しめそうです。
 いこいの広場では、ドウダンの花が咲き始めました。季節の移り変わりを教えてくれるようです。
 本日で平成31年度が終わります。来年度も青年の家及びテニスコートの利用をお願いします。

   《第727稿:3/31》
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
市立学校携帯サイト一覧
新城市教育委員会
〒441-1392
愛知県新城市字東入船115番地
TEL:0536-23-7607
FAX:0536-23-8388