最新更新日:2019/09/12
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新城市教育委員会共育12 9月の共育あいことばは「一生青春 自ら学び 続けます」です。

共育で 人をつなぎ 社会をひらく (その6)

 新しい時代の学校教育を求めて

 新元号「令和」が誕生しました。典拠は、万葉集巻五の大伴旅人の家に集まって「梅花の宴」を開き、梅の花を詠んだ32首の序文の文言です。
「時に初春の令(よ)き月にして、気淑(よ)く 風和(なご)み 梅は披(ひら)く」
 何回か口ずさんでみてください。いい雰囲気の序文ではありませんか。旧暦天平2年正月13日のことですので、現在の2月半ばの九州太宰府政庁跡そばの坂本八幡宮付近では、梅の花が咲き始めていたことと思います。そんな初春の宵の十三夜の月に照らされた梅の花の情景です。
 学校づくり、学級づくりのスタートですが、学校・学級の雰囲気も、元号にあやかって「気よく 風なごみ 花ひらく」ようでありたいですね。さて、今日は、子供にとって、最大の教育環境である教師との関係についてです。

授業成立の根幹は、互いの信頼関係!

⑷ 良好な人間関係の構築
 子供と指導者との信頼関係は、教育が成立するための必須条件です。最大の教育環境である担任教師の子供への影響力は大きなものがあります。日本の学校教育の定番である固定1人「学級担任制」について、複数担任など改善の有意性があれば検討が必要です。

 子供も教師も生身の人間です。性格の違いも価値観の違いもあります。プライドもエゴもあります。十人十色、自分とは異なるいろんな人がいるということを認識することは、世の中を生きる力に直結します。「コミュニケーション能力」の向上をめざすならば、さまざまな人間と、さまざまな場所や機会を通じてふれあう体験が必要です。
 日本の現在の「固定一人担任制」は、子供のコミュニケーション能力や社会性を育む成長の機会を奪ってはいないでしょうか。一人担任ゆえに伸びる子もいれば、伸びない子もいます。学校生活が楽しい子もいれば、面白くない子もいます。担任に良さを引き出してもらえる子もいれば、そうでない子もいます。もし、子供にとって、一人の担任教師でなく、複数の教師との人間関係の場が多くあれば、一人担任のデメリットの面が、かなり少なくなるのではないでしょうか。

 そのためには、例えば、学級担任を複数担任にすることで、子供にとって、自分をわかってくれる先生、認めてくれる先生、相談しやすい先生、気が合う先生など人間関係の選択幅が広がります。個々のよさが引き出される可能性も高まります。ものの見方・考え方・感じ方も豊かになります。子供にとって、学級に心の居場所ができやすくなります。

 教師にとっても、複数で担任することで、一人の子供を多面的にとらえ、きめこまやかに見守ることができるようになります。広く受容し子供理解が深まります。学級事務や合同授業、不登校やいじめ対応、保護者対応等においても、教師間のルールなどやり方次第で、教育効果や負担軽減も期待できます。

 そのためにも、小学校での「固定一人学級担任」の意識を打破しなくてはなりません。35人以下の少人数学級であれば、小学校中学年以上で、「乗合正副学級担任制」や「複数学級担当制」、中学校での「2人(ツーハート)学級担任制」を提起します。各学校において、教職員構成や学級人数が異なりますので、それぞれの学校で、有効性と実効が想定されるならば、教職員の理解のもと、適宜取り入れてみてはどうでしょうか。

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